南アフリカワインについて
南アフリカワイン
2010年FIFAサッカーワールドカップ開催で大注目!!
ワインの知名度は、まだまだですが、凄いポテンシャルを秘めています。
長いワイン造りの歴史と美しいワイン畑
穏やかな地中海性気候のもと、ブドウ栽培に適した環境に恵まれた南アフリカ・ケープタウン周辺では、約350年も前から、伝統的に高品質なワインを造り続けてきました。1990年代前半にアパルトヘイトが終わり、国際市場の中で自由に貿易が出来るようになった南アフリカワインは、約600のワイナリーが存在し、数多くの高品質なワインを生産しています。最近では、国際的なワイン大会で数多くの賞を受賞し、世界中のワイン評論家にも絶賛されている国の一つです。 また、ブドウ畑の景色は美しく、訪れる人を魅了しています。
最適な気候と厳しい環境基準
南アフリカ・ケープタウン周辺では、あまり農薬を使用しないでも良いほど、ブドウ栽培に適した気候に恵まれています。豊かな太陽の恵みと、強い風が様々な病気や害虫を寄せ付けないからです。2月~3月の収穫時期には、ほとんど雨が降りません。一般的には、防カビ剤を必要な時に散布する程度で、防虫剤や除草剤などを使用しないワイナリーが多くあります。
防虫剤を使用せずに、畑にアヒルやホロホロ鳥を放し飼いにしていたり、化学肥料の変わりに鶏糞や有機肥料を使用しています。除草剤の代わりに、ブドウ畑に麦を植えて雑草が生えないようにするなど、環境に配慮した栽培を行い、収穫は丁寧に手摘みされている所が多いです。
政府による厳しい環境基準(IPW:環境に優しいワイン生産プログラムガイドライン)が、設けられています。この基準は、世界でも有数の厳しさで、欧米やオーストラリアの国々が見学に訪れるほどです。減農薬・酸化防止剤微量使用、リサイクルの徹底など、環境的にも人体的にも優しいワイン造りが行われています。酸化防止剤の使用量許可基準につては、ドイツ(300mg/L 以下)や、フランス(350-400mg/L 以下)などの国々に比べても、使用制限量が低く設定されています(南アフリカでは 250mg/L 以下)。ソルビン酸などの保存料も使用されていません。
収穫量も大抵のワイナリーは、平均「5~8トン/ヘクタール」前後と、生産量を抑えながら、良質なブドウ栽培に努めています。南アフリカでは、生産者が出来る限りの自然な方法で、丁寧にブドウを栽培しているのが分かります。
そんな南アフリカワインを、
皆様にもっともっと身近に感じてもらえるよう、
当店では、充実したラインナップでご紹介しております。